【インタビュー】現代アメリカ社会の問題(Bernie Sanders)

前回に引き続き、最近観て面白いと思った英語のYouTobeビデオを紹介していく。

Joe Rogan Experience #1330 - Bernie Sanders

バーニーサンダースは民主党から出馬した大統領候補であり、若年層から人気を集めている。いまは民主党からの候補はバイデンに集約されてしまったが、その前のインタビュー。

高齢でありながら、エネルギーがすごい。

 

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ハイライト

  • アメリカは医療費が高すぎる。その理由は、製薬会社と保険会社がお金を取りすぎているから。製薬会社は何も規制されることもなく、自由に価格を決めているのだ。そして、多額の収益をあげて、政治への影響力を持ちすぎてしまった。(10:03)
  • 富が偏りすぎているのがアメリカの問題。大企業を経営する大金持ちから税金などの形で十分にお金が取れていない。色々な手段でそれを免れていていて、違法ではない。なぜか。彼らが、そもそも法律づくりに影響を与えているからだ。(21:20)
  • 教育も貧しい人には行き届かない。大学生は多額の借金をもって卒業し、何十年もかけて返済しているのが現状だ。昔は、公立大学はほぼタダ同然だったのにだ。しかも、今は大学の学位は特別なものではなく、企業が必要とするスキルを身につけ、中流階級に入るために必要なものである。(24:47)
  • 銃によって一度に多数の人が殺される事件が立て続けにおこっている。これは、社会にマシンガンのような兵器を含めた銃がはびこり、しかも精神的に不安定な人も相当な数いることが原因だろう。これを防ぐには、銃の売買にもっと規制が必要である。(31:57)
  • ドラッグの溺れていく人を減らすには、若い層が教育プロセスを全うして、まともな仕事につけるようにすることが大事だ。教育プロセスからドロップしたものがドラッグの餌食になるからだ。しかも、田舎では従来あった仕事が中国などに奪われている。そうすると、お金を稼ぐ手段も精神的な希望もなくなり、薬やアルコール依存に走るのだ。これを解決するには、教育に国として資源を注ぐ必要がある。(48:32)

 

もし面白いと感じたら観てみてください。