サンノゼ空港からサンフランシスコ方面へのアクセス

先のブログページでも書いたように、ZIPAIR の就航もあって、サンノゼ空港はややマイナーながらも、サンフランシスコベイエリアで確実に使える空港になってきている。そこで、空港からのアクセス方法を詳しく書いてみたい。

サンフランシスコ方面へのアクセス

ベイエリア各地へはレンタカーを借りると一番アクセスはスムーズ。料金は保険など込みで、およそ1日100ドルくらいを見込んでおくと良いだろう。
サンフランシスコの中だけならば、レンタカーは不要。むしろ駐車スペースがなかったり、駐車場が高かったりするので、バス電車などで動くのが良い。

レンタカーを借りない時に、サンノゼ空港からサンフランシスコ方面へ出るにはどうすればいいか書いてみたい。

Caltrain

サンフランシスコ方面ならば、UberでSanta Clara駅に行き、そこからCaltrainという郊外電車に乗るのが一番スムーズだろう。Uber は10-15ドルが目安。

一番の注意点としてCaltrainは、1時間に2本程度と本数が少ないこと。しかも、均等に30分間隔でもない。カルトレインのサイトに時刻表があるので、あまり駅で待ち過ぎないようなタイミングで空港から出発するといいかもしれない。

カルトレインの乗車時間は、急行であればサンフランシスコまで1時間未満。座席はゆったりしていて快適。二階席に座って景色を眺めていれば、時間が経つのはあっていう間。天気が良い時など、もっと乗っていても良かったと到着したら感じるかもしれない。

料金は片道16ドル程度。切符がなくても一応電車には乗れるが、3-5回に一回の割合くらいで検札にくるから、あらかじめ切符は購入したほうがいい。持ってないときに見つかると、住所を聞かれたりペナルティ額を支払ったりと、良いことがなさそうだ。

カルトレインが到着するサンフランシスコ駅は、ダウンタウンから結構離れている。ダウンタウンの中心、ユニオンスクエアまではキビキビ歩いても20分はかかる。カルトレインの駅の前にいろいろな行き先のバスが頻繁に止まるから、乗り継ぎは難しくない。

サンフランシスコに着く前に、途中Millbrae駅でBartという地下鉄に乗り継ぐことも可能。こうすることで、ダウンタウンの真ん中まで、そのまま地下鉄で行ける。体感としての楽さは、終点のサンフランシスコ駅まで行ってそこからバスに乗り継ぐのと良い勝負にはなる。

Bart

サンノゼ空港からMilpitas 駅までUberで行き、そこから地下鉄Bartにのってサンフランシスコ市内に出る方法もある。

メリットは、Bartは頻繁にサンフランシスコ方面の便が出ているので、カルトレインのようにタイミングを計っていく必要がほぼない。そして、Bartだとダウンタウンの中心にも駅があるので、駅を降りてから即見どころを楽しめること。また、カルトレインよりも運賃は、半額といかないまでもかなり安い。

逆にデメリットは、なんといってもMilpitas駅までが空港から遠いこと。目安、Uberでも20分くらいはかかってしまう。Milpitas 駅では、ICカードのチャージは問題ないものの、筆者は切符を買ったことがない。もしかしたら、切符を買うときにトラブルあるかもしれない。

バックパッカー向けに

出来るだけお金を使いたくないバックパッカースタイルでは、サンノゼ空港から市バス60でカルトレインの駅であるサンタクララや、Milpitasに行くのがよい。というのも、空港からバスに乗る場合、運賃はタダだからだ。
バスの頻度もまずまずあって、15分間隔で運行している。空港の建物を出ると、広い道路の真ん中に島のような形の乗り場があるので、比較的すぐ見つけられるはず。
注意することは、サンタクララの駅にいくWinchester 行きと、Milpitas行きが、全く同じ方向の乗り場に着くこと。油断していると、逆方向のバスに乗ってしまうこともあり得る。運転手に行き先を確認して乗ると確実。


やや裏技

サンノゼ空港から2から3時間おきくらいに、サンフランシスコ空港に直行するバスが出ている。タイミングがあえば、これに乗ってサンフランシスコ空港に行き、そこからBartなどに乗るのもいいかもしれない。