英語のYouTubeムービーの中から、面白かったものを紹介していく。
今回は、元CIA捜査官が語る、相手が嘘をついているときの見破り方。
最初の映像が面白い。取り調べにおけるインタビューの映像が出てきて、この人は嘘をついているでしょうか、という問題が出される。
https://youtu.be/pni_kDv9BsU?t=335
私が最初に見た時の印象では、表面上の怪しさは満載なのだが、嘘をついているかどうかはなんとも判断できなかった。この講義では、返答の特徴や、体の動きなどの手掛かりから、人が嘘をついているときに見抜くための方法を教えてくれる。
相手が嘘をついているときの特徴としては、いくつも解説してくれているのだが、中でも面白いと思った部分を要約とともに紹介したい。
- 質問をしたときに、相手を説得するように語り始める。例えば、はい、いいえでダイレクトに質問に答えるかわりに、「私がそんなことをする理由はないでしょう?」などと説明し始める。(30:47)
- 言葉とからだの動きが自然に連動すべきところで、一致していない。はい、といいながら頭を横に振るなど。通常は、やろうとしても難しいことなので、かなりストレスが掛かっている状態といえる。(39:14)
- 体が不自然に動く。足を組んでいるときに、足の先が動くときには要注意である。顔や髪、ネクタイを頻繁に触るときには、言えないことを隠そうとしている場合がある。(40:36)
いわれてみると、そうかもなと思わせられるものばかりだが、相手の受け答えに注意を払っていないと、こういうサインをピックアップすることは難しそうだ。反対に、これらのキューに注意を払い過ぎると、正直に語っているのに、嘘をついていると判断してしまいそうだ。だからこそ、実際の場面で精度よく使っていくにはCIAのようなプロが必要だということが隠された結論かもしれない。
面白そうだと思ったら、観てみてください。